
▲報告会の様子(出所:日本3PL協会)
調査・データ日本3PL協会は9月30日、26日に都内で「EC物流委員会成果発表会」を開催したと発表した。120人が参加し、「多様化するEC物流におけるDXの推進」をテーマに、2024年10月から1年間の取り組み内容を共有した。
当日は4つのワークグループが発表を行った。ワークグループ1は、3PL事業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の障壁として人手不足や顧客ニーズの多様化を挙げ、自動化設備の導入事例や補助金活用策を分析。教育体制の整備にも取り組み、持続可能な物流体制へのロードマップを提示した。
ワークグループ2は、搬送ロボットやAGV(無人搬送車)などの導入効果を比較し、省人化や効率化の具体的メリットを整理。補助金制度やDX人材の重要性にも言及。
ワークグループ3は、倉庫DXの成功・失敗事例を分析。現場の声を取り入れた段階的導入が成果につながる一方、経営戦略が浸透しないと形骸化する事例もあった。継続的な改善と現場主導の取り組み、社内連携が鍵とした。
ワークグループ4は、EC(電子商取引)物流の進化を時系列で整理し、30年代には在庫・注文・配送情報の統合とロボティクス協業が進むと展望。データ連携と自動化による顧客体験の最適化が今後の焦点になるとした。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。