サービス・商品ラピュタロボティクス(東京都江東区)は1日、日本通運のNX小牧流通センター(愛知県小牧市)に協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を導入したと発表した。稼働開始から3か月で生産性を従来の1時間あたり42.9件から110.8件へと2.5倍に高めた。
同センターでは従来、台車によるピッキング作業が熟練者の経験に依存していた。ロボット導入により、新人やスポットワーカーでも一定の精度とスピードで業務を遂行できるようになり、省人化と標準化を同時に実現した。現場からは「直感的に使いやすい」との声があり、短期間で定着が進んだという。

▲NX小牧流通センターで稼働中のピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」(出所:ラピュタロボティクス)
日本通運では今後、倉庫管理システム(WMS)の改修を進め、現在1日500行の対象業務を1000行まで拡大する計画。出荷量増加への対応力を高める狙いだ。さらに、省人化で生まれた余力を高付加価値業務へ振り向けることで、労働力不足への対応と作業負担軽減を進める。
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