拠点・施設いすゞ自動車は2日、米国サウスカロライナ州グリーンビル郡で新工場の起工式を1日に実施したと発表した。現地法人Isuzu North America Corporation(INAC)が運営し、2027年の稼働開始を予定する。北米市場の生産体制強化と地産地消の推進を目指す。
式典にはヘンリー・マクマスター州知事や在米日本大使館の山田重夫特命全権大使、いすゞの片山正則会長CEO、INACの村上昇CEOら150人が出席。鍬入れや桜の記念植樹が行われ、地域社会との長期的な連携をアピールした。片山会長は「北米市場への長期的なコミットメントを強化し、地域とともに成長する」と述べ、村上CEOも「雇用創出やイノベーションを通じてモビリティーの未来に貢献する」と語った。

▲鍬入れの様子(出所:いすゞ自動車)
新工場は敷地面積75万平方メートル、建屋面積9万3000平方メートルで、投資総額は2億8000万ドル。柔軟性と拡張性を備えた生産ラインを導入し、電動化を見据えたBEVモデルと内燃機関車の双方に対応する。30年時点で年5万台の生産を計画し、従業員は700人以上を見込む。生産機種はNシリーズ(BEV/ガソリン)とFシリーズ(ディーゼル)で、部材の現地調達も進める。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。