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ナカノ商会とシマント、輸配送計画システム共同開発

2025年10月2日 (木)

サービス・商品トラック輸送の配車管理システム「ロジGo」を展開するシマント(東京都中央区)は1日、ナカノ商会(江戸川区)と輸配送計画システム「Auto Dispatch」(オート・ディスパッチ)を共同開発し、同日からナカノ商会で運用を開始したと発表した。幹線輸送の効率化とドライバーの労働環境改善を目的としたもので、独自アルゴリズムに基づき輸配送計画を自動で作成する。

(出所:シマント)

Auto Dispatchは、ナカノ商会のベテラン配車担当者のノウハウをロジック化し、シマントの大規模データ処理技術を組み合わせたもの。10万-20万件規模の輸配送データを同時処理し、案件ごとに最適な組み合わせを算出する。従来は2台必要だったルートを1台で効率的に運行できる可能性があり、実車率の向上やコスト削減につながると見込まれている。

物流業界では2024年問題に象徴される輸送力不足やドライバーの長時間労働が課題となるなか、荷主と物流事業者を結ぶマッチングプラットフォームの利用が広がっている。しかし、スポット案件や単発運行が多く、帰り便が空荷となるなど効率性に欠けるケースも目立つ。Auto Dispatchはこうした非効率の解消を図り、幹線輸送の持続可能性を高める狙いがある。

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