M&Aアジア太平洋地域で物流不動産などを手がけるESR(香港)は2日、不動産アセットマネジメント会社ケネディクス(東京都千代田区)の出資持分30%を、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)の完全子会社であるSMFLみらいパートナーズ(同区)に売却し、投資資金の回収を完了したと発表した。これにより、ケネディクスはSMFLグループの完全子会社となった。
ESRは2024年にARAの私募ファンド事業をケネディクスとSMFLみらいパートナーズに売却しており、今回の取引はその流れを継ぐものとなる。物流施設やデータセンターなどの開発・運用を強みとするESRは、売却で得た資金を中核事業への集中や資本の再活用に充て、成長戦略を加速させる。
一方、SMFLはケネディクスの完全子会社化によってアセットマネジメント事業の一体運営を進める。拡大が続く国内外の不動産投資需要を背景に、金融と不動産を組み合わせたソリューションの強化につなげる。
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