ロジスティクス五洋建設グループのサンドテクノ(千葉県市川市)はこのほど、日本アスファルト合材協会(日合協)が進める再生骨材・再生路盤材の広域利用試行に協力したと発表した。都市部で余剰となる再生資材を鉄道コンテナ輸送で地方へ供給し、建設資材の地域間循環モデルを検証する取り組み。

▲再生路盤材を詰めたフレコンバッグをコンテナに積み込む様子(出所:サンドテクノ)
試行は8月26-29日に実施され、サンドテクノ市川合材センターから前田道路富山合材工場(富山市)まで、コンクリート殻由来の再生路盤材を輸送した。サンドテクノは、再生路盤材を詰めたフレキシブルコンテナ(5袋)を鉄道輸送用コンテナに積み込み、計量作業を担当した。
都市部では舗装工事や再開発で再生資材が滞留する一方、地方では安定確保が課題となっており、需給格差の是正が急務。今回の試行を通じて、輸送費や流通体制、品質管理、制度面の課題を洗い出し、県境を越えた資源循環の仕組み構築を目指す。
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