調査・データ東京都港湾局と環境局は7日、東京港青海ふ頭で確認されたアリが、要緊急対処特定外来生物のヒアリであることを明らかにした。9月30日、中国・廈門港からのコンテナを陸揚げ中に発見され、専門家による同定で判明した。
ヒアリは3基のコンテナにまたがって巣を形成しており、働きアリ1万匹以上、卵や幼虫など8000個体が確認された。環境省は殺虫剤やベイト剤を用いて駆除を実施し、コンテナ内部と周囲の植え込みに散布。10月3日までの再調査では、新たな個体は確認されていないという。
都は環境省と連携し、ふ頭内での継続的な調査と防除を進めるほか、港湾事業者や地元区と連絡会を設置して情報共有を図る。発見地点から半径2キロ圏内の海上公園には注意喚起の看板を設置。港湾利用者や周辺住民に対し、ヒアリを発見した場合は素手で触れず、区市町村や環境局に連絡するよう呼びかけている。
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