環境・CSRホームセンターのカインズ(埼玉県本庄市)は7日、愛知県岡崎市と同社が掲げる「くみまち構想」の実現に向けて包括連携協定を結んだと発表した。23日にオープンする「カインズ 岡崎美合店」と市が協力して、資源回収や地域産業の振興、災害対策などに取り組む。

▲包括連携協定の様子(出所:カインズ)
同社は創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」のモットーを掲げ、店舗や従業員がハブとなり、自治体や地元企業、NPO、商店街などともに地域の課題の解決や活性化を図る「くみまち構想」を2021年に策定した。構想の実現に向けて、各店舗が自治体などとさまざまな取り組みを行っている。
今回の協定では、多様化、複雑化する地域課題に対して、市と同社が連携して取り組むことを目的とし、連携するテーマとして、災害対応や環境保全、地球温暖化対策、産業振興、高齢者・障害者支援、動物との共生などを挙げた。

▲店舗での資源回収(出所:カインズ)
具体的には、岡崎美合店に、蛍光管・乾電池の回収ボックスを設置するほか、駐車場に新聞紙・雑誌・段ボール・古着の回収拠点となるリサイクルステーションを設置し、資源回収を進める。地域の産業振興としては、通常では商品になりにくい規格外の野菜や、地元の特産品などを販売する「くみまちマルシェ」を定期的に開催する。
また、災害時には市の要請に応じて、近隣の物流拠点から生活必需品や応急対策に必要な物資を供給し、一時的に駐車場の一部を緊急避難場所として開放する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。