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船主協会会長「GX・DX実現へ港湾との連携を」

2025年10月9日 (木)

ロジスティクス日本船主協会は8日、神戸市で開かれた「世界港湾会議2025」で、長澤洋会長が講演したと発表した。外航海運での今後の課題としてGX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)を挙げ、これらを推進するには港湾分野との連携が不可欠だと強調した。

国際港湾協会(IAPH)が主催する同会議は、設立70周年を迎えた節目の年に神戸で開催され、世界各国から650人の港湾関係者が参加。長澤会長は、GXの取り組みとして、国際海事機関(IMO)が掲げる「2050年温室効果ガス実質ゼロ」目標に対応するため、日本の海事クラスターが進める次世代燃料船の開発事例や、日本郵船による海外港湾での再エネ導入計画を紹介した。

一方、DXについては、船員不足や安全性向上への対応として、日本財団が主導する無人運航プロジェクト「MEGURI2040」を取り上げた。長澤会長は、ゼロエミッション船の燃料供給や自動運航船の受け入れに向け、港湾側のインフラ整備が不可欠だと指摘。「GXもDXも海運業界単独では実現できない。港湾業界との協力こそが次代の成長の鍵」と述べた。

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