
▲アルフレッサヘルスケア運営の九州物流センター(出所:オークラ輸送機)
メディカルオークラ輸送機(兵庫県加古川市)は9日、アルフレッサヘルスケア(HC、東京都中央区)が運営する九州物流センター(熊本県御船町)に、3次元ロボットピッキングシステム「Skypod」(スカイポッド)を納入したと発表した。医薬品や医薬部外品など多品種少ロット商品のピッキング効率化と省人化を目的とした導入で、作業負荷の軽減と出荷精度の向上を実現した。
Skypodは、前後・左右・上下に移動可能な26台の搬送ロボットと高密度ラックで構成。商品を格納した専用コンテナを自動で入出庫し、ロボットが毎秒4メートルで走行してピッキングステーションまで搬送する。ラックは天井高まで設けられ、最大5670コンテナ・1万2000アイテムを保管できる。

▲高層ラックと26台の搬送ロボットでシステム構成したSkypod(出所:オークラ輸送機)
同センターでは従来、作業者が台車で棚を巡回するカートピック方式を採用していたが、保管面積や移動距離が大きく負担となっていた。Skypod導入後は、バラ出荷品の保管面積を縮小し、「歩かない・探さない・持たない」を実現。ピッキング工数の削減により、生産性と精度が向上したという。
▲(左から)秒速4mで走行する搬送ロボット、コンテナを運ぶ搬送ロボット(出所:オークラ輸送機)
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