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オークラ輸送機、バトラーの国内販売開始

2019年6月4日 (火)

サービス・商品オークラ輸送機は3日、シンガポールのグレイオレンジ社と販売契約を結び、自動搬送ロボット「バトラー」の国内販売を開始した。

バトラーは可搬式商品棚を下から持ち上げ、ピッキング作業者の手元まで運ぶ搬送ロボットで、床面に貼られた2次元コードをカメラで認識しながら、商品棚と作業者が待機するステーション間をロボット同士がぶつかることなく自動走行する。

作業者は移動することなく、商品の棚入れやピッキングを行うことができるため、作業効率を高め、省力・省人化につながる手段として、物流への取り組みに積極的な荷主企業などが導入してきた。

同社が販売するのは最大積載荷重600キロと1600キロの2タイプあるバトラー本体と専用の商品棚、ピッキングや棚入れを行うワークステーション、システム全体を制御するソフトウェアで、新設倉庫だけでなく既設倉庫への導入も提案する。