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水上貨物輸送代理サービス市場の世界予測を公表

2025年10月10日 (金)

(出所:Global Info Research)

調査・データGlobal Info Research(グローバルインフォリサーチ、東京都中央区)は9日、「水上貨物輸送代理サービスの世界市場:メーカー、地域、タイプ、アプリケーション別、2025-2031年予測」を発表した。レポートでは、20年から31年までの市場動向を基に、売上や販売量、価格推移、市場シェアなどを網羅的に分析。主要企業のランキングや成長戦略の考察も盛り込み、業界関係者の意思決定を支援する内容となっている。

市場の主要プレイヤーにはキューネ・アンド・ナーゲル、DHL、シノトランス、DBシェンカー、NIPPON EXPRESSホールディングス、郵船ロジスティクスなど国際物流大手が名を連ねる。販売量や収益、地域別シェアの比較を通じ、競争環境の変化を浮き彫りにした。市場は「海上貨物代理」「内陸河川貨物代理」の2種類に分類され、用途では「コンテナ」と「バルク貨物」に分かれる。

地域別分析では、北米(米国、カナダ)、欧州(ドイツ、フランス、英国、イタリア、ロシアなど)、アジア太平洋(中国、日本、韓国、インド、東南アジア、豪州)、ラテンアメリカ(ブラジル、メキシコ)、中東・アフリカ(サウジアラビア、トルコ、UAE)が対象。各市場の規模や成長率、需要動向を詳細に解説している。

レポートの章立てでは、製品範囲や基準年の定義に始まり、トップメーカーの実績、競争状況、地域別・国別データを順に提示。31年までの市場予測に加え、ポーターズファイブフォース分析を用いた業界構造の評価や、主要サプライヤー、流通経路、顧客構成も整理した。

水上貨物輸送代理サービスは、国際物流の基盤として今後も需要が見込まれる。世界的なサプライチェーン再編や脱炭素化に伴う輸送効率化の要請も高まっており、本調査は市場構造の把握や新規参入戦略の検討に資する資料となる。特に物流企業や荷主企業にとって、競合分析や地域別成長予測は実務的な参考価値が大きいとみられる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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