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カナダ国鉄、西部に冷凍物流拠点を開発

2025年10月10日 (金)

ロジスティクスカナディアン・ナショナル鉄道(CN、カナダ)と冷凍物流大手のコンジェベック・ロジスティクスは9日、アルバータ州カルガリーの「CNカルガリーロジスティクスパーク」内に新たな冷凍倉庫を共同開発すると発表した。鉄道と倉庫を近接配置し、温度管理が必要な貨物の鉄道輸送への転換を促進することで、北米全域への鮮度保持輸送の効率化を図る。

新施設の建設は、CNの開発パートナーであるマシューズ・トライバルが担当する。冷蔵保管、クロスドッキング、トランスロード、ファースト・ラストマイル配送などを一体的に運用し、CNの既存リーファープログラムと連携。鉄道隣接型とすることで積み替え作業の短縮や滞留削減を実現し、鮮度維持とリードタイム短縮を両立させる狙いだ。農産物や加工食品を扱う生産者、小売、物流事業者を結び付け、カナダの食品供給網強化と国際競争力の向上を目指す。

CNのダン・ブレソリン副社長は「コンジェベックとの連携は、よりスマートで持続可能なサプライチェーン構築への一歩」とコメント。コンジェベックのリシャール・パトノー社長も「鉄道ネットワークと冷凍物流の融合が、顧客の信頼性と輸送効率を高める」と述べた。

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