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国交省、関東・新潟でITSスポットサービス開始

2011年7月13日 (水)

話題ITSスポットサービスの概要国土交通省は14日、東日本大震災の影響でサービス開始を延期していたITSスポットサービスを、関東(NEXCO東日本管内)、新潟地域で開始する。東北地域では8月にサービスを開始することにしており、詳細が決まり次第発表する。今後、官民連携による実証を経て、決済、観光、物流に関するサービスも展開する。

 

ITSスポットサービスは、高速道路上を中心に約1600基の「ITSスポット」を設置し、自動車に搭載された「対応カーナビ」との高速・大容量通信により、道路交通情報や画像などを提供するとともに、自動車からも情報のやりとりが可能となる。ITSスポット対応カーナビの通信は国際標準によるもの。

 

国交省では、官民でITS(高度道路交通システム)の研究開発・実証実験を推進し、3月30日から北海道、関東(NEXCO中日本、首都高速管内)地域、中部以西でITSスポットサービスを開始している。

 

ITSスポットサービスにより、広範囲の渋滞データを受信し、カーナビがルートを選択するダイナミックルートガイダンス、ドライブ中のヒヤリを減らす事前の注意喚起、ETC、インターネット接続などのサービスが可能になる。