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荷主テクノフレックス（東京都千代田区）は14日、北海道苫小牧市の第2工場の建設計画について、設計契約を内池建設（北海道室蘭市）と締結すると発表した。新工場は2026年4月に着工、同年9月の完成を予定している。
第2工場は、既存の第1工場と同一敷地内に建設される鉄骨造2階建てで、建築面積は900平方メートル、延床面積は1000平方メートル。建設費用は3億円で、資金はすべて現金で賄う。
第1工場ではグループ会社ニトックスとTFエンジニアリングが、主に半導体工場向けの配管加工や部材倉庫として利用しているが、既に需要が当初想定を上回っており、事業拡大に向けた対応が求められていた。新工場では、消火用配管の加工能力増強や半導体以外の分野向け設備導入などが進められる。
同社は北海道の産業振興や再開発、グリーントランスフォーメーション分野にも対応する体制整備を進めており、第2工場の建設はその一環と位置付けられている。
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