
▲ブラックペレット生産工場外観(出所:出光興産)
荷主出光興産は9日、ベトナム・ザライ省で建設していたブラックペレット(BP)生産工場が8日に商業運転を開始したと発表した。年産能力は12万トンで、同国初にして世界最大規模のBP生産拠点となる。
同社100%子会社のIdemitsu Green Energy Vietnamが運営する同工場では、石炭代替燃料「出光グリーンエナジーペレット」(IGEP)を製造。これは木質バイオマスを半炭化した高カロリー燃料で、既存の石炭設備で利用可能なため、設備改造を最小限に抑えた脱炭素対応が可能とされる。
出光は2020年から試験供給を行い、日本国内の20社で実用性を検証済み。30年までに年間300万トンの供給体制を目指すとしており、エネルギー転換とベトナム地域経済の発展双方に寄与するとしている。
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