サービス・商品ジェイズ・コミュニケーション(東京都中央区)は22日、ノームシールド(米国)が開発したサプライチェーンリスク管理ツール「Black Kiteプラットフォーム」の提供を10月より開始したと発表した。製造業や重要インフラなど、取引先のセキュリティー状況が業務継続に直結する分野を主なターゲットとする。
Black Kiteは、取引先や外部ソフトウエアベンダーのセキュリティーリスクを、非侵入型でスコアリングするSaaS型プラットフォーム。企業や組織は、攻撃者の視点から見たリスク評価を数分で把握でき、従来の調査に比べて大幅な効率化を図れるという。
同サービスは、世界3400万社以上のデータをもとに、20カテゴリー・500項目を検査。NISTやMITREの基準に準拠した分析や、ランサムウェアリスクの指数化、AI(人工知能)による規定とのギャップ分析、2次・3次ベンダーまでのリスクの可視化などを特長とする。
ジェイズ・コミュニケーションは、今後3年で20社への導入と年商5億円規模の事業成長を見込む。セキュリティー分野のディストリビューションとインテグレーションに強みを持つ同社にとって、Black Kiteはサイバーリスクマネジメント事業の中核として位置づけられる。
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