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ロジスティクスネスレ日本（神戸市中央区）とT2（東京都千代田区）は10日、T2が開発した自動運転トラックを用い、高速道路上でコーヒー製品「ネスカフェ ゴールドブレンド」を輸送する実証を開始した。
▲ネスレ日本 姫路工場を出発するT2の自動運転トラック（出所：T2）
実証ではドライバーが同乗する「レベル2」自動運転を採用し、姫路工場-関東拠点間640キロのうち430キロ、関東-関西間500キロのうち450キロを自動運転区間とする。期間は2025年12月から26年8月まで計4回を予定し、走行リードタイムや運行オペレーションの有効性、低炭素燃料の利用効果も検証する。ネスレは結果を踏まえ、T2が商用化したレベル2運行への参画や定期輸送を検討。さらに27年度開始を目指すレベル4無人運転による幹線輸送への参画も視野に入れる。
T2は同日、神戸市に無人運転と有人運転を切り替える「切替拠点」を設置することを発表。神奈川県綾瀬市で着工済みの拠点と合わせ、将来の関東-関西間のレベル4輸送体制構築を見据える。神戸の拠点はすでに着工済みで、2026年2月の完成を予定する。
▲切替拠点の位置づけ（クリックで拡大、出所：T2）
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