ロジスティクスラピュタロボティクス(東京都江東区)は10日、国分北海道(札幌市中央区)の札幌ロジスティクスセンターに協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を導入したと発表した。国分グループでの稼働は2拠点目となる。
同センターでは人手不足が深刻化するなか、短期雇用者やスポットワーカーの増加に伴う作業品質のばらつきが課題となっていた。ハンディーターミナルやリストを用いた作業はベテラン依存度が高く、初めての作業者が戦力化するまでに時間を要していた。ラピュタPA-AMRの導入により、作業の標準化と「仕組み化」を図り、一定品質で業務を遂行できる体制の構築を目指す。

▲国分北海道の札幌ロジスティクスセンターで稼働中のラピュタPA-AMR(出所:ラピュタロボティクス)
AMRは自動倉庫やソーターのような大規模投資を必要とせず、通路幅調整など最小限の改修で既存倉庫へ導入できる点が特徴とされる。食品卸の出荷作業で負荷の大きい小分け作業との親和性が高く、効率化が期待されている。また、国分関信越での先行導入実績を踏まえ、国分北海道では具体的な運用イメージを持って計画通りにプロジェクトを進められた。
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