荷主日立製作所は10日、食品スーパーマーケット「ハローデイ」(北九州市小倉南区)全49店舗にAI(人工知能)を活用した自動発注システムを導入し、店舗の残業時間を前年比で7.9%削減したと発表した。システム導入は2025年6月に完了し、日立ソリューションズ西日本と共同で運用支援を行っている。
導入した「Hitachi Digital Solution for Retail」は、日配品や加工食品、雑貨など店舗平均7000アイテムを対象とし、売場スペースや陳列の違いに応じて発注ロジックを個別調整できる。取引先ごとの注文ロットや納品条件にも対応する仕組みで、自動発注率は90%以上を記録した。また、欠品率は6.99%減少し、発注ミス防止や販売機会損失の抑制につながったとしている。
ハローデイは店舗ごとにレイアウトが大きく異なり従来のシステムでは標準化が困難だったが、AIによる需要予測で属人的な業務を削減し、人時生産性を8.4%向上させた。
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