国際キャセイパシフィック航空(香港)は21日、エアバス(フランス)と持続可能な航空燃料(SAF)の生産拡大に向け、最大7000万ドル(105億円)を共同投資するパートナーシップを締結したと発表した。アジアを中心に、商業化が見込まれるSAF関連プロジェクトへの投資を加速する。
発表は香港で開催されたIATA(国際航空運送協会)主催の「世界サステナビリティ・シンポジウム」の会場で行われた。両社は2030年以降を見据え、技術の成熟度や長期供給契約の可能性などを基準に、複数のSAF製造プロジェクトを評価・支援していく方針だ。

(出所:キャセイパシフィック航空)
また、政策提言面でも連携し、アジア地域における原料調達や生産体制の整備、SAF市場の拡大を後押しする。キャセイは先月、ワンワールド加盟航空会社とビル・ゲイツ氏の気候投資ファンドによる「BEV SAF Fund」にも参画しており、今回の取り組みはその補完的な位置づけとなる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。