国内中部地方整備局は23日、8月30日に開通した東海環状自動車道の本巣インターチェンジ(IC)-大野神戸IC間の開通後1か月の交通状況を公表した。
同局によると、同区間の平均交通量は1日あたり5300台で、開通前と比較して2-2.5倍に増加。東海北陸自動車道との接続部でも交通量が1.2-1.3倍に伸びており、飛騨・北陸方面へのアクセス性が向上した。これにより、西回り区間(美濃関JCT-養老JCT)の利用も増加しているという。
沿線地域では交通利便性の向上を背景に工業地の地価が上昇し、本巣市の上昇率は岐阜県内で1位となった。企業誘致も進み、県内では33年ぶりに工業地地価の上昇率が1%を超えた。
また、本巣パーキングエリア(PA)は地域拠点「もとまるパーク」と連結して整備され、9月の利用者数は前年同月比で2倍に増加した。東海環状自動車道は愛知・岐阜・三重3県を結ぶ延長153キロの高規格道路で、今回の開通により全体の9割にあたる134.6キロが開通済みとなった。
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