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ホンダ、インドで無停電電源装置リース事業を展開

2025年10月28日 (火)

荷主本田技研工業は27日、インドで分散型電源事業を手がけるOMCパワーに出資し、同社と共同で無停電電源装置(UPS)のリース事業を展開すると発表した。2026年1月の事業開始を予定しており、ホンダの交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」(モバイルパワーパック・イー)を活用する。

▲「Honda Mobile Power Pack e:」を使った無停電電源装置(出所:本田研工業)

人口増加と経済成長が続くインドでは、地域によって電力の安定供給が課題となっており、非常用電源としてディーゼル発電機が広く利用されている。一方で、排ガスによる健康被害や環境負荷の高まりが問題視されており、再生可能エネルギーや蓄電技術の導入が求められている。

ホンダは23年からウッタル・プラデーシュ州でOMCパワーと共同実証を実施。電動二輪車用バッテリーの2次利用によって、安定した電力供給と環境負荷低減の両立が可能であることを確認した。この成果を踏まえ、OMCパワーへの出資を決定した。

今後は、ホンダの現地法人Honda Power Pack Energy Indiaがバッテリーを供給し、OMCパワーがUPSと組み合わせて一般家庭や商店、学校などにリース提供する。系統電源から充電したバッテリーを停電時に活用することで、電力の信頼性向上を図る。

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