行政・団体国土交通省は、中国・上海で10月21日から23日にかけて開かれた、国際標準化機構(ISO)による港湾分野初の分科委員会「ISO/TC 8/SC 27(港湾およびターミナル)」の第1回総会に、日本代表団の一員として出席した。国際的な港湾標準の策定に向けた議論が本格的に始まった。
SC27では、港湾やターミナルの計画、設計、運用に関する国際規格の整備を目的に、各国の港湾運営や物流効率化に資するルールづくりを検討する。国内では公益社団法人日本港湾協会(PHAJ)が日本産業標準調査会(JISC)から承認を受けた国内審議団体として活動。有識者や関係機関による委員会を設置し、日本としての対応方針を協議している。
港湾分野の国際標準化は、物流のグローバル化やサステナビリティ強化に直結する取り組みであり、今後の貿易・港湾運営の国際調和を左右する動きとして注目される。国交省は引き続き、議論への参画を通じて制度整備に貢献していく方針だ。
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