
▲ばら積み運搬船「ULTRA UNITY」(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は10月31日、30日にグループ会社の多度津造船(香川県多度津町)で建造していた7000台積みLNG燃料自動車運搬専用船「PADMA LEADER」を引き渡したと発表した。
新船は環境性能を高めた仕様が特徴で、従来の重油燃料船に比べてCO2排出量を25-30%削減。SOx(硫黄酸化物)はほぼ100%、NOx(窒素酸化物)は排ガス再循環システム(EGR)を併用することで80-90%の削減を実現した。
LNG燃料タンクから発生するBOG(ボイルオフガス)を発電機やボイラーで再利用できる構造を採用し、環境負荷低減に寄与している。
艙内はバルクヘッドレス構造と直線的なスロープ配置により、車両走行経路の視認性と荷役効率を向上。さらに、上下に高さを調整できるリフタブルデッキを備え、乗用車だけでなくトラックやトレーラーなどの大型車両の積載にも対応する。
船体は全長199.93メートル、幅38.0メートル、載貨重量1万8505トン、総トン数7万7589、航海速力は18ノット。
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