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日本精工、人型ロボ向けアクチュエーター開発

2025年11月7日 (金)

サービス・商品日本精工(NSK)は6日、ヒューマノイドロボットなどに適用可能なロータリーアクチュエーターとリニアアクチュエーターを開発したと発表した。両製品は同社の軸受・直動技術とメカトロ技術を融合させたもので、小型・軽量化と高バックドライバビリティーを実現した。

新製品は、電源ソリューションを手がけるデルタ電子(東京都港区)と協業し、内蔵モーターとドライバーを搭載した機電一体構造を採用。ロータリータイプはトルク重量比110キロを実現し、リニアタイプは最大推力重量比4300キロを達成。いずれも高効率設計により、省電力化や長時間稼働にも対応する。

 
▲(左から)ロータリーアクチュエーター、リニアアクチュエーター(出所:日本精工)

これらのアクチュエーターは、関節や腕・脚部などへの搭載を想定し、ロボットのしなやかな動作を支援する。EtherCAT通信やソフトウエア制御にも対応しており、スマート化や遠隔制御など次世代ロボティクスにも対応可能だ。

同社はことし12月に開催される「2025国際ロボット展」に本製品を出展し、顧客ニーズに応じた共同検証を進めた上で、28年の市場投入を予定している。

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