調査・データ日本精工(NSK)は28日、鉱山設備向け軸受のカーボンフットプリント(CFP)算定報告書を公開したと発表した。
軸受におけるCFP算定報告書の公表は業界初となる。報告書では、CO2排出量の算定条件を詳細に示し、透明性を重視した情報開示を行っている。
今回対象となったのは、同社が3月に開発したリコンディショニング対応の高負荷容量大形円すいころ軸受で、製品のライフサイクル全体における温室効果ガス(GHG)排出量を示す内容となっている。報告書には、算定の目的や使用データ、算定結果、調査の限界などが記載されている。
同社は2035年度までにスコープ1、2のCO2排出量実質ゼロを目指しており、今後は製品製造時の燃料・電力使用削減や環境負荷の少ない物流に取り組む。
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