産業・一般特定技能の人材紹介事業を手がけるProud Partners(プラウドパートナーズ、東京都新宿区)とイズミ物流(千代田区)は7日、ウズベキスタンで特定技能「自動車運送業」向けの人材を共同で育成すると発表した。同社はウズベキスタン移民庁と「運送業界に特化した特定技能人材育成プロジェクト」を進めており、今後、イズミ物流とともに現地でドライバー研修生に対し、8か月の研修を実施する。研修を終えたウズベキスタン人ドライバーは来年末以降に日本で就労する。
Proud Partnersは、外国籍の人材が公平に働き、日本社会に貢献できる仕組みの実現を目指し、建設業や飲食業を中心に特定技能人材で受け入れの支援を行っている。これまで、1381社、3624店舗に対し、延べ5700人以上の人材受け入れを支援してきた。
ことし9月からは、ウズベキスタン政府と連携し、国内運送業界のドライバー不足解消にむけたプロジェクトを開始した。プロジェクトでは、同国政府とともに日本の交通ルールに基づく安全運転を基礎から徹底教育し、日本国内の運送網を支える即戦力を育成する。
現在、同国内では来年1月から開始される同社による研修プログラムに向けて、研修候補生の募集を行っている。今後、選抜された研修候補者は同国内の職業訓練センターに集まり、同国政府が提供する寮を利用しながら6か月から8か月間かけて、日本語や日本での運転ルールや技能を無料で学ぶ。
イズミ物流は、製造工場や物流センターからコンビニエンスストア、スーパーマーケット、医療施設などへの個店配送や、各都道府県にまたがる幹線輸送を担っている。ドライバー不足が深刻となるなか、昨年8月に「外国人ドライバー採用プロジェクト」を立ち上げるなど、外国人材の採用にも注力している。今回、イズミ物流はウズベキスタン人ドライバーが来日後に即戦力として勤務できるよう安全基準の教育を実施する。
第1期研修生は500人の予定で、このうち300人に対しイズミ物流が研修を実施する。
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