国際マン・トラック&バス(ドイツ)は13日、2016年11月-19年8月に製造されたD26 Euro6cエンジン搭載車を対象に、エンジン損傷防止のためのサービス措置を拡大すると発表した。これまでに対象車両の90%で点検や部品交換が実施され、エンジン損傷予防に有効だ。

(出所:MAN)
今回の措置では、走行距離の増加に伴うリスク低減のため、全D26 Euro6c車両の推奨オイル交換間隔を25%短縮する。また、使用状況や整備履歴により部品負荷が高いと判断された車両については、予防的に下部エンジンメインベアリングを交換する。交換対象は最大で全体の25%とされ、対象車両のユーザーには11月中旬から個別に通知する。
対象エンジンでは、適切な整備やオイル管理が行われない場合、オイルフィルター部品やメインベアリングに損傷が発生し、まれに火災に至るケースもあるという。同社によると、欧州で稼働する88万台のうち、同エンジン搭載車は12万5000台で、過去9年間に火災事案は263件(全体の0.2%)だった。25年は42件で、多くが整備遅延や不適切な修理が要因とされる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
















