調査・データオーガイホールディングス(堺市堺区)は17日、義歯をドローンで輸送する実証実験を11月26日13時より行うと発表した。場所は、神奈川県鎌倉市の鎌倉ドローンフィールドで、災害時を想定した医療物資配送の有効性を検証する。この取り組みは、製作に関わる日本遠隔医療学会歯科遠隔やドローン・アイティー(横浜市西区)が共同で参加し、技術面と医療面の両側面から評価する。

▲実証実験を行う鎌倉ドローンフィールド(出所:オーガイホールディングス)jpg
実証では、上下総義歯(デジタルデンチャー、総重量50グラム)をドローンで輸送し、A地点-B地点間の自動航行と手動航行を比較する。目視範囲内と目視外飛行(BVLOS)を組み合わせ、災害時のラストワンマイル配送を想定したシナリオ評価も行う。
大規模災害時に高齢者の5人に1人が義歯を紛失するとされている。義歯の欠損は咀嚼機能の低下や誤嚥性肺炎のリスク増大につながるため、迅速な再製作と確実な輸送手段が必要とされている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。

















