ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

米小売業の97%がAI活用へ、ホリデーEC動向調査

2025年11月20日 (木)

調査・データフェデックス(米国)は19日、米国の市場調査会社C Spaceと共同で「2025年ホリデーシーズンのEコマーストレンド」レポートを発表した。調査によると、米国の大手小売業者の97%が、ことしのホリデーシーズンにAI(人工知能)を活用してショッピング体験の向上を図る計画であることが明らかになった。小売業者は、顧客サービス向上、オーディエンスターゲティング、在庫管理、価格最適化のため、チャットボットなどのAIツールを導入する見込みだ。

(出所:フェデックス)

調査では、消費者の購入決定に影響する上位要因として、送料(82%)、プロモーション(74%)、返品ポリシー(54%)が挙げられ、特に返品制度の重要性が浮き彫りになった。消費者の65%は、無料返品オプションを提供する小売業者を希望しており、購入後のシームレスな体験が重視されている。また、小売業者の規模によって対応に差があり、大規模事業者の84%は最大2か月間の無料返品・交換を提供する一方、小規模事業者は37%、中規模事業者は39%にとどまることがわかった。

同社は、こうした消費者ニーズに対応するため、AIを活用した配送可視化ツール、柔軟な配送オプション、簡単な返品機能を提供し、あらゆる規模の消費者と小売業者のホリデーショッピング体験を支援している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。