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真空断熱パネル市場、2035年に2兆円規模に

2025年11月25日 (火)

調査・データKDマーケットインサイツ(インド)は25日、真空断熱パネル(VIP)市場の将来動向と成長機会をまとめた調査レポートを公開した。

同レポートによると、世界のVIP市場はことしから2035年にかけて年平均成長率4.4%で拡大し、35年に市場規模139億ドル(2兆1774億円)へ達すると予測される。25年時点の市場規模は92億ドル(1兆4414億円)と評価した。

成長要因として、省エネ建築規制の強化、医薬品・生鮮食品を扱うコールドチェーン物流の拡大、冷蔵庫や冷凍庫など電化製品への採用増加が挙げられる。超薄型で高断熱という特性から、空間効率向上を求める建築・設備用途にも適する。一方、高コストや耐久性など課題が残るものの、研究開発により改善が進むと説明している。

VIPは真空を保持した気密フィルムでコア材を覆う構造で、熱伝導・対流を抑制する高性能断熱材とされる。用途は建築、コールドチェーン物流、冷凍冷蔵機器、家庭用電化製品、航空宇宙など幅広い。

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