
▲新橋サテライト正面入口(出所:アサヒロジスティクス)
拠点・施設アサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は26日、東京都港区に「新橋サテライト」を開設したと発表した。都心の飲食店密集エリアで配送効率を高める都市型物流拠点で、千代田・中央・港区を中心としたラストワンマイル対応力の強化を図る。
東京都内には6万6000店の飲食店が点在し、配送先が細分化することで効率化が難しい。これまで同社は都内に自社拠点を持たず、埼玉・神奈川・千葉の各センターから4トントラックを運行していたが、狭あい道路や駐車スペース確保といった都市特有の制約が課題となっていた。
新橋サテライトは都心3区の結節点に位置し、小型保冷車を活用して納品ルートを最適化する。配送はグループ会社であるBPトランスポート(埼玉県越谷市)が担い、繁華街や細道路でも機動性を確保する。庫内は常温・冷蔵・冷凍に対応し、多様な業態への商品供給が可能だ。
同社は今後、上野・浅草・秋葉原、新宿・渋谷・池袋エリアにもサテライト拠点を段階的に展開し、都市型ラストワンマイルのネットワーク構築を進める。飲食需要の高い都心部に専用網を設け、配送品質のきめ細かさ向上を目指す。
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