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川崎汽船、船舶火災想定し消防訓練を実施

2025年12月1日 (月)

▲訓練の様子(出所:川崎汽船)

環境・CSR川崎汽船は11月28日、同社が運航するLNG燃料自動車専用船「TETHYS HIGHWAY」において、横浜市消防局と合同で停泊中の船舶火災を想定した消防訓練を実施したと発表した。訓練は同21日に横浜港大黒ふ頭で行われ、国内では初の取り組みとなる。

訓練には横浜市消防局、グループ関連会社、作業協力会社など計7団体から100人以上が参加。想定シナリオは、荷役作業中の船内で火災が発生し、乗組員1人が行方不明、船長も船内に取り残されるというもの。ドローンによる火災地点の特定、消防船や高所からの放水、避難経路確認、要救助者の捜索・救助、関係機関との通報連携など、多岐にわたる訓練が実施された。

対象船TETHYS HIGHWAYは、2025年7月に竣工した6900台積みLNG(液化天然ガス)燃料船で、環境負荷低減と効率輸送の両立を目指す最新鋭船。今回の訓練は、港湾物流の安全対策強化や非常時対応能力の向上に寄与するものであり、実効性あるリスク管理体制の確立が求められる海運業界において先進的な取り組みといえる。

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