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ロジスティクスtraevo（トラエボ、東京都港区）は1日、NTTドコモビジネス（千代田区）が提供する運送業務支援サービス「LINKEETHスマート運送」と、同社の車両動態管理プラットフォーム「traevo Platform」とのデータ連携を開始したと発表した。
traevo Platformは、異なるメーカーのデジタルタコグラフや動態管理システムから車両情報を一元管理する業界横断型のプラットフォーム。LINKEETHとの連携により、既存のデジタコから取得した運行実績やドライバーの労務状況をリアルタイムで可視化し、配送計画との予実管理や労働時間の把握、荷待ち時間の分析などを可能にする。
さらに、車両位置情報の共有による問い合わせ対応の削減や、出発・到着情報を自動反映した日報の電子化などにより、事務作業の大幅な効率化を実現。ライナロジクス（千葉県市川市）が提供するAI（人工知能）自動配車クラウド「LYNA」とも連携し、配車から日報作成までを一貫して管理できる環境を提供する。
2024年施行の「働き方改革関連法」や「新物流2法」により、運送業界では時間外労働の上限規制が強化され、労務管理と業務効率化が喫緊の課題となっている。特にドライバー不足や高齢化、長時間の荷待ちなど構造的な課題が深刻化するなか、traevoの動態管理ソリューションは、業界のDX（デジタルトランスフォーメーション）を後押しする重要なインフラとして期待されている。
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