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調査・データソラコムは2日、スズキが開発を進める多目的電動台車「MITRA」が、12月3-5日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「2025国際ロボット展」に参考出展されると発表した。同社はMITRAにおける通信とデータ活用の実証で協業している。
MITRAは、スズキが電動車いす開発で培った走破性や安定性の技術を活用し、多様なロボットの足回りとして利用することを目指す電動ユニット。
▲スズキが開発を進める多目的電動台車「MITRA」（出所：ソラコム）
展示では悪路コースを走行する試作機の動きに加え、リニア設備検査ロボット、作物センシングロボット、情報表示ロボット、自動配送ロボットなど、7社との取り組み内容や実機が紹介される。各ロボットの仕様や詳細はスズキのリリースで確認できる。
同社はMITRAに通信モジュールとIoTプラットフォームSORACOMを搭載し、車両稼働状況やGPS位置情報をリアルタイムでクラウド連携する仕組みを支援している。これにより、稼働データの可視化や遠隔サポート、メンテナンス、将来の開発検討に活用する実証を進める。
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