
(出所:CEVAロジスティクス)
認証・表彰シーバロジスティクス(フランス)は2日、KIKOミラノ(イタリア)と共同で構築した自動化物流プロジェクトが評価され、イタリアの業界団体アッソロジスティカより「2025年物流オペレーター・オブ・ザ・イヤー賞(技術革新部門)」を受賞したと発表した。
受賞対象となったのは、ポニャーノ拠点に導入した新しい小売向け自動化システムで、欧州全体に展開するKIKOの850超の店舗を支える。新システムにより生産能力は1日最大100万個に倍増。仕分け処理量の70%を自動設備が担い、作業品質と柔軟性、持続可能性を向上させた。
新たなプロセスアーキテクチャーは、箱の組み立てから仕分け、梱包、自動閉封、パレット積載までを全自動で対応。箱詰め最適化によるCO2排出量の削減や、緩衝材不使用によるプラスチック削減など環境面の効果も確認されている。
両社は2011年から提携を開始し、24年には5年間の契約を更新。年間1億8000万個の出荷を扱い、4200品目以上のSKUを管理する長期的パートナーシップを構築している。今回の取り組みは、欧州化粧品物流におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)と効率化を象徴する事例であり、小売物流の高度化と持続可能性の両立に寄与する。
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