
(出所:UDトラックス)
サービス・商品UDトラックス(埼玉県上尾市)は3日、大型トラック「25.0型Quon」の7段マニュアルトランスミッション仕様車を改良し、販売を開始したと発表した。
今回の改良では、安全性向上に向けた運転支援装置を新たに追加した。車輪脱落事故対策として、ホイールナットの緩みによる異常回転ムラを検知し、事前に注意喚起する車輪脱落予兆検知システムを全車標準搭載した。また、交差点での対向歩行者を検知し、衝突の危険性が高まると作動する右左折時プリクラッシュブレーキを新規設定した。
さらに、左折巻き込み事故の抑制を目的とした左折巻き込みブレーキ機能を追加。交差点で車両左側方の順行自転車を検知し、危険性が高まった場合にブレーキを作動させる。加えて、レーンキープアシストには側方衝突抑制機能を新たに搭載。車線変更時に隣接レーンの車両を検知し、衝突の可能性が高まると車線内側へ戻す制御を行う。
大型トラックの安全装備強化は業界全体の課題となっており、今回の改良は事故抑止と輸送現場の安全確保に寄与する取り組みといえる。安全性を高めた車両の投入により、ドライバー負担の軽減と交通リスク低減につながることが期待される。
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