ロジスティクスDPワールド(UAE)は3日、西オーストラリア州の貨物ネットワークを強化するため、フリーマントル港における新たな鉄道インターチェンジプロジェクトに1800万ドルを投資すると発表した。
プロジェクトでは、同社のフリーマントル港コンテナ事業とノースキー鉄道ターミナルを直結する専用鉄道ゲート接続を整備。これにより、港湾区域内のコンテナ積み替えが効率化され、年間2万台以上のトラック移動が削減される見込み。鉄道貨物輸送の比率は現在の22%から33%へ拡大する。

(出所:DPワールド)
インフラ整備に伴い、地元で50人以上の雇用創出が見込まれており、稼働後は排出量削減や道路渋滞の緩和、輸送コストの低減にもつながる。加えて、フリーマントル交通橋の閉鎖に伴う大型車両の交通負荷軽減にも寄与するとされる。
同プロジェクトは、DPワールドが2028年までに豪州港湾インフラ刷新へ向けて10億ドルを投じる計画の一環で、鉄道接続や業務効率、サプライチェーンの強靭化を進める国家プロジェクトに含まれている。より高い接続性を持つマルチモーダル物流網の整備により、迅速かつ信頼性の高い貨物輸送体制の構築が期待される。
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