NXグループ、シンガポールのAIテック企業に出資

財務・人事NIPPON EXPRESSホールディングス（HD）は17日、シンガポールのAI（人工知能）テクノロジースタートアップ、SWAT MOBILITY（スワット・モビリティ）に2日付で出資した、と発表した。NXグループが推進するDX（デジタルトランスフォーメーション）戦略を推進させる一環で、グローバルな社会課題の解決に貢献することを目的とする。

スワット・モビリティは2015年にシンガポールで設立された。複数地点から散発的に発生する移動需要に対して、最適なルートを即座に導き出すダイナミック・ルーティング・アルゴリズムと呼ばれる技術を用いたサービスを提供する。このサービスは、シンガポール、日本、フィリピン、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、オーストラリアの8か国で展開されている。

NXグループは、スワット・モビリティの技術を活用して、配車業務のデジタル化とグローバルでの標準化を目指すという。また、輸送実績データを戦略的に活用し、新サービスの開発に取り組むことも計画している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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