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名古屋で自動ロボットの2か所連続配送を実証へ

2025年12月9日 (火)

調査・データ愛知県は、自動配送ロボットを活用したラストワンマイル配送の実証実験を12月16日から名古屋市中区栄エリアで開始する。公安委員会への届出による公道走行で、独立ロッカーを用いた「2か所連続配送」の定期運行を国内で初めて実施する。実証期間は2026年2月13日までの平日35日間。

実験では、岐阜県可児市から高速路線バスで運ばれるイチゴを、栄バス停でロボットに積み替え、ホテルや百貨店へ配送する。改正道路交通法によりロボットは「遠隔操作型小型車」として届出のみで公道走行が可能となり、今年度も遠隔監視・操作によって運行する。中電ウイング(名古屋市南区)が事業主体を担い、ROBO-HI(東京都文京区)製ロボット「DeliRo」(デリロ)が自律走行しながら最大4件の配送に対応する。

▲高速路線バスからロボットへの載せ替え(出所:愛知県)

今回の実証の目玉は、QRコードで個別管理される4つのロッカーを活用し、1回の走行で複数拠点へ連続配送できる点だ。到着通知機能も新たに搭載し、無人での受け渡し効率向上を検証する。また、積み替え作業には自転車配送事業者を組み合わせ、路線バスとのスムーズな接続を図る。県は1月23日に見学会も開催し、ロボット走行を公開する。

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