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調査・データサトーは12日、ナカダイホールディングス（東京都品川区）に廃棄物リサイクル向け工程管理ソリューション「Trace eye Circular Economy」が導入されたと発表した。マニフェスト管理や容器の所在把握など、従来のアナログ管理による課題解決を目指し、業務効率化とトレーサビリティーの確保を図る。
（出所：サトー）
同ソリューションは、入荷時に2次元コードでID管理を行い、各工程でスキャンすることで作業実績をリアルタイムで蓄積可能にする。進捗状況や容器の位置もパソコン上で確認できるため、情報の可視化が進み、探索作業やマニフェストの期限管理の負担軽減に寄与する。
リサイクル率99％を誇るナカダイにとって、処理工程の可視化と品質証明の強化は資源循環の高度化に直結する。今後は自動計量との連携なども視野に入れており、DX（デジタルトランスフォーメーション）が遅れがちな業界におけるモデルケースとして期待される。
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