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国道453号蟠渓道路が全線開通へ

2025年12月25日 (木)

国内北海道開発局室蘭開発建設部は24日、国道453号蟠渓(ばんけい)道路(北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町-壮瞥町上久保内)が2026年1月16日7時に全線開通すると発表した。今回の開通により、延長5.4キロの蟠渓道路が全線で供用開始となる。

新たに開通する区間は延長2.2キロで、これまで落石や土砂崩落による事前通行規制が行われていた区間や、急カーブが連続する隘路区間を回避できるルートとなる。これにより、生活道路としての走行性や安全性の向上に加え、伊達市大滝区から室蘭市や伊達市方面への救急搬送ルートの安定化が見込まれる。

国道453号は、有珠山噴火時の避難路および緊急輸送ルートとして位置付けられている。全線開通により、災害時における住民避難や救援活動、物資輸送の確実性が高まるとされる。物流面でも、札幌市と胆振地域を結ぶ幹線道路として、通行止めリスクの低減が輸送の定時性向上に寄与する。一部区間では引き続き工事が行われるが、蟠渓道路の全線整備は、防災機能と地域物流機能の双方を強化する取り組みと位置付けられる。

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