調査・データSDKI Analytics(東京都渋谷区)は5日、「トラック搭載クレーン市場調査レポート(2026-2035年)」を発表した。調査によると、世界のトラック搭載クレーン市場規模は35年に90億ドルに達する見通しで、26年から35年にかけて年平均成長率(CAGR)5.6%で成長すると予測している。
25年時点の市場規模は52億2000万ドルとされ、大規模なインフラ投資の拡大が市場成長を後押しする主因になるという。特にインドをはじめとした新興国での道路、橋梁、鉄道などのインフラ近代化が進み、建設現場での資材運搬需要が高まっている点を指摘している。
地域別では北米が最大市場となり、35年時点で世界シェアの32.5%を占める見込みだ。米国では建設支出の高水準が続いており、狭小な建設現場でも機動的に作業できるトラック搭載クレーンの需要が堅調に推移するとしている。一方、日本市場については、予測期間中に年平均3.62%の成長が見込まれ、生産動態統計などの高頻度データを活用した需要予測が設備投資判断を支えると分析した。
最終用途別では建設会社向けが最大セグメントとなり、35年までに市場全体の40%を占めると予測される。多用途で機動性の高い移動式クレーンへの依存度が高いことが背景にある。一方で、世界的なサプライチェーンの不安定化による納期遅延や操業上の制約が、市場成長のリスク要因として挙げられている。
競争環境では、Palfinger、Hiab(Cargotec)、SANY、XCMG、Liebherrなどのグローバルメーカーが主要プレーヤーとなり、日本市場ではタダノ、古河ユニック、加藤製作所などが存在感を示している。
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