調査・データAXSマリン(フランス)は15日、2025年の世界海上ドライバルク貨物輸送量が過去最高の57億トンに達したと発表した。前年比では1.7%の増加で、特に年後半の需要回復が全体の成長をけん引した。
四半期別では、第1四半期が13億2000万トン(前年比1.7%減)、第2四半期が14億2000万トン(同0.3%増)、第3四半期が14億7000万トン(4.3%増)、第4四半期が15億トン(3.8%増)だった。年間成長の大半は第3・第4四半期に集中した。
貨物別では、鉄鉱石輸送が17億1000万トン(1.4%増)で最大。豪州とブラジルが主要輸出国で、中国が最大の輸入国となった。石炭輸送は減少傾向で、特に蒸気炭はインドネシアの輸出減により4.8%減の10億トン未満となった。一方、ボーキサイトは20.8%増の2億4140万トンと大幅増を記録した。
船型別では、ケープサイズ(12万-22万重量トン)が最多の15億7000万トン(0.9%増)を輸送し、鉄鉱石とボーキサイトを中心に構成された。パナマックス(6.8万-8.5万重量トン)は11億トン(4.6%増)で、石炭と穀物を主に扱った。ウルトラマックス(6万-6.8万重量トン)は10.8%増と最大の成長率を示し、肥料や穀物の増加が寄与した。
25年はドライバルクセクターの堅調さを示す一年となり、需要の偏在化が進むなかでも鉄鉱石や肥料といった特定品目の需要が市場を支えた。AXSは同社の「Trade Flows」ツールを通じて、これらの動向をAISベースで継続的にモニタリングしており、26年の見通しにも注視していくとしている。
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