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6月主要ドライバルク、鋼材輸出2.1%減

2018年8月23日 (木)

調査・データ日本海事センターは23日、主要ドライバルク貨物の6月の荷動き状況をまとめ、公表した。同月は鋼材輸出が前年同月比2.1%減となる314万トンとなった。

鋼材輸出を仕向地別でみると、韓国が17.3%減、中国が1.9%減、タイ10.4%増、米国31%減となった。

鉄鉱石の国内輸入は、1070万トンで0.6%増加。仕出地別ではオーストラリアが1.3%増、ブラジルが7.6%増加した。粗鋼生産は4.1%増え880万トン。

石炭輸入は1420万トンで18%減少。原料炭が12.6%減、燃料炭が19.1%減少した。仕出地別ではオーストラリアが27%減、インドネシア4.5%減、カナダ22.7%増、ロシア6.8%増。

一方、中国では鉄鉱石輸入が832万トンで12.1%減。石炭輸入は255万トンで17.9%増となった。鋼材輸出は694万トンで1.8%増と23か月ぶりに増加した。なお、鉄鉱石・石炭輸入動向の仕出地別データについては、「中国側のシステム障害により現時点では入手不可」としている。