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主要ドライバルク、鉄鉱石輸入10.4%増

2018年10月25日 (木)

調査・データ日本海事センターは25日、主要ドライバルク貨物の8月の荷動き状況をまとめ、公表した。同月の鉄鉱石輸入は、1100万トンで前年同月から10.4%増加した。

仕出地別ではオーストラリアが1.5%減、ブラジルが33.2%増加した。粗鋼生産は0.9%増え880万トン。石炭輸入は1770万トンで9.4%増加。原料炭が5%増、燃料炭が10.9%増加した。仕出地別ではオーストラリアが8%増、インドネシア13.6%増、カナダ47.6%減、ロシア14.3%増。

鋼材輸出が0.9%減となる315万トンとなった。仕向地別でみると、韓国が16.6%減、中国が7.5%増、タイ9.3%増、米国38.5%減となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が8940万トンで0.8%増。石炭輸入は2870万トンで13.5%増となった。鋼材輸出は588万トンで9.8%減となった。なお、鉄鉱石・石炭輸入動向の仕出地別データについては、「中国側のシステム障害により現時点では入手不可」としている。