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平和島自動運転協、フィジカルAI荷役WGを発足

2026年1月22日 (木)

ロジスティクス東京流通センター(TRC、東京都大田区)を拠点とする「平和島自動運転協議会」は22日、フィジカルAIを活用した荷役ワーキンググループ(WG)を発足したと発表した。AI(人工知能)、ロボティクス、センシング、デジタル制御などの技術企業と連携し、将来的に自動運転技術と一体で機能する荷役自動化の実装モデルづくりを目指す。事務局は日本経済研究所(JERI)が担う。

▲平和島自動運転協議会の取り組み状況とフィジカルAI荷役WGの概要(クリックで拡大、出所:東京流通センター)

荷役は高負荷・高リスクの作業で、現場では人手依存が残る。改正物流効率化法では荷役時間の削減が明記され、物流のボトルネックとして対応が迫られている。協議会は、レベル4の自動運転トラックが実現しても、荷積み・荷下ろしが自動化されなければ「誰が荷役を担うか」という問題が残り、社会実装の効果が限定的になるとみる。

フィジカルAI荷役WGはまず、各事業所の荷役作業の現状把握と課題の洗い出しを進め、開発企業との接点を整える。ドライバーが運転と荷役を兼務する現状は輸送効率を下げ、労働時間規制への対応も難しくする要因となるため、荷役ロボットや自動搬送システムを「日本の現場にフィットした仕様」で共同開発できる場として、実装支援を強化する方針だ。

▲TRCの航空写真(出所:東京流通センター)

同協議会は2025年12月に、TRC構内での走行範囲拡大や管制・通信課題を検討する「自動運転走行WG」と、羽田・品川など都心部を結ぶ配送ネットワークを視野に入れた「循環型ラストマイル配送WG」を発足しており、今回の荷役WGはこれらと連動してシームレスな物流モデルの構築を狙う。協議会は会員募集も進め、TRC構内での実証環境を活用したオープンイノベーションを加速させるとしている。

▲TRCの構内図(クリックで拡大、出所:東京流通センター)

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