荷主パナリット(東京都港区)は19日、要員数と人件費を同時に最適化を支援する「要員計画シミュレーション機能」の提供を開始したと発表した。物流ネットワーク解析の数理モデルを人事データに応用し、最長20年先までの組織構造の変化を予測する。
同機能は、ベイズ統計を用いて過去データと最新動向を統合し、不確実性を織り込んだ予測値を算出。さらに、物流分野で活用されるグラフ理論を取り入れ、部署間の異動や昇格など人員の流れをモデル化することで、将来の要員構成や人件費推移を動的にシミュレーションする。従来のエクセルによる静的な平均値予測と比べ、構造的な人材過不足や組織の偏りを可視化できる点が特徴。
背景には、労働需給ギャップの拡大と同時に発生する部門間ミスマッチがある。総人員が不足する一方で特定領域では余剰が生じるなど、構造的な歪みが企業経営のリスクとなっている。導入企業では、成熟事業から成長事業への人員再配分や、昇格基準の見直し、採用と育成投資の最適化など、データに基づく戦略的な人的資本投資に活用しているという。
人材確保が難度を増すなか、長期視点での要員ポートフォリオ設計と人件費管理を高度化する動きが広がりそうだ。
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