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NEC、製造・物流のシミュレーションソフトを販売

2025年2月6日 (木)

サービス・商品日本電気(NEC、東京都港区)は6日、システム開発のビットクォーク(東京都中央区)が手掛ける物流・製造現場での業務管理クラウドサービス「assimee(アシミー)」の販売を同日から開始したと発表した。「assimee」は、作業員数、在庫数などのリソースの最適化やシミュレーションをノーコードで実行できるサービスで、NECが進めるデジタルツイン事業の一環として、サービスを提供する。

▲assimee画面イメージ(クリックで拡大、出所:日本電気)

assimeeはノーコードで利用できるシミュレーションソフトで、生成AIによるサポート機能も搭載しているため、プログラミングの経験や知識のない現場作業者でも容易に使いこなせる。これによって、現場主導で、ボトルネックの特定や、人員配置・仕掛かり在庫の適正化などができるようになる。

また、パラメーター推定機能によって、データが不足していてもシミュレーションが可能なのも特長で、フロー図形式で簡単にモデルの作成や修正もできる。このため、迅速に工程設計や改善に取り組める。

NECでは、今後3年間で100社への販売を目指している。

同社は映像AI技術を使って、現実の事象を高精細にデジタル空間に再現し、シミュレーションなどを行うデジタルツイン事業「NEC Digital Twin」を進めている。NEC Digital Twinとassimeeが連携することで、現場のファクトをベースとした高精細な最適化やシミュレーションを手軽に実現できるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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